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『MEDIA MAKERS』を読んだ

歴史的遷移から次への答えを持つ

MarkeZineDayで田端さんのお話を聞いて、その前からfacebookでフィード購読させてもらっていて、今会いたい人のうちの一人。
ずっと読もうと思ってたのに、立ち読み程度で保留になってた。

メディアの敷居が下がった今、改めてメディア人としてどうあるべきか、問いただされた気がした。
それにしても、こういう話でもなんでも、考えたり自分の中で答えを出すためには、俯瞰的な目線で歴史的にどうこうしてきたから、今後はこうだろうという自分なりの予測を持つことが大事なんだな。

特に、この文章が引用されていて、

メディアの立ち上げに必要なのは「ロマンとソロバン」

私が今取り組んでいるイベント業ではじめに聞いた話ととても似ていた。これがビジネスである以上、ソロバンは欠かせないのだけど、それに加えて、自分の魅せたい社会を少しずつ馴染ませて行く、このもどかしさがつきまとうのだよ、と。

amazonのレビューを見てたら、批判的なレビューが多くてびっくりした。
この本の話は一般教養レベルに過ぎないそうなので、精進せねばw

確かに、目新しいところばかりかといえば、そうではなく、「ああ、そうだよね」とうなづきながら読めるところが、この本の良さなのかなと思ったので、(すごい上から目線ですが)私はこういう元気になれる本は好きです。そもそも、この薄さでメディア業界の詳細まで突き詰めるのは土台無理な話ですからねぇ。

個人的には、結局何を指標にサイトを組み立てればいいのか、もっと実践的な話が読みたいと思う今日この頃です。
では、この本で得たことを胸に次のステップへ…

本文より要約

  • 間違っていたら後で直せばいいと鷹をくくるのは誤り
  • 主権はユーザー。進展するマイクロ・コンテンツ化
    そもそも文脈としてミスマッチになる可能性を忘れるな。
  • ネット上だと、心に響くような言葉ではなくていかに検索にかかるかのキーワード性を重視してくるため説明的なタイトルになりがち
  • CDのザッピング対応によるポップスの頭でサビ現象と、カラオケで覚えてもらう為のサビの曲名化
  • ディマンドメディア=世の中で人気のあるキーワードで記事を書きSEO対策ばっちりして、記事を出す。
  • 個人型メディアに対するつきあい方を自分の中で考え、決めておく

本文より引用

p98

三次元マトリックス
フロー ⇔ ストック (中立)
参加性 ⇔ 権威性 (参加性のほうへ)
リニア ⇔ ノンリニア (ノンリニアのほうへ)

この三次元の軸に基づいて、しっかりとした方向感覚を持ち、デバイス環境や生活者の可処分時間までの動向まで含め、把握すること

p122

メディアにも20:80の法則は当てはまる。
サイトの中でどの部分がスイートスポットの20%にあたるのか、把握して、日頃の改善努力もまずはそこに注ぎ込む。

p198

メディア構造の変化は、デジタルとアナログの軸で議論されがちです。しかし私から見れば、最近、増えている電子出版も紙の本がデジタルになる、ということが本質ではありません。出版・情報提供ビジネスが、個人でも完結可能になりつつあることを前提に、どのようにメディア業界が再編成されていくか? どのようなアンバンドリングを経て、リワイヤリングがなされていくのか? ということこそが、その本質だと思っています。

今回紹介した本

MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体
田端信太郎

MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体
宣伝会議 2012-11-12
売り上げランキング : 1267

本文で紹介されていた本

  • 『R25のつくりかた』
  • 『「創刊男」の仕事術』くらたまなぶさん
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